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3-3-6.ログを使った分析手法

どの商売もそうだと思いますが、便利屋も仕事が取れるかどうかが勝負だと、最初にいいました。それはつまりマーケティングが一番の生命線になるということです。

実はこのマーケティングですが、アイデア勝負のものではなく、本当はとてもシステマチックなものなのです。

どういうことかというと、試行錯誤を繰り返して答えを見つけていくということです。

アイデアを出したら、それを一つずつ試していき、効果測定をして、駄目だったら次、というふうに消去法で答えを探していくことができるのです。

この試行錯誤と効果測定を、いかに効率よく実施するのかがポイントとなります。そしてここでも、ITの有効活用がものを言うのです。

変化の激しい時代においては、このような仮説検証型経営、もしくはマーケティングが重要な意味を持ってきます。

そこで身に付けておきたいスキルが、「ログの分析手法」です。

ホームページを作成して、集客ができるようになると、訪問客がホームページ上でどのような行動をとったか、ログで細かく分析できるのです。

その分析結果を元に、仮説検証、つまり PDCAのサイクルを回すのです。

Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)⇒(Pに戻る)

これを繰り返していけば、いつか必ず一つの答えに辿り着けるはずです。
それでは簡単に、ログの見方と分析のポイントを説明していきます。

ここでは、グーグルが無料で提供しているGoogle Analytics を例に紹介していきます。

(1)経営者向けの概要

経営者向けの概要

経営者向けの概要は、ホームページの訪問者数やページビュー、新規ユーザーとリピートユーザーの割合、ユーザーがどの地域に分布しているか、そして、どのサイトから訪問者が来ているかを知ることができます。

上記のログ分析レポートは、実際に私のサイトのある期間の状態を示したものです。

この期間に、820人の訪問者があり、ひとり大体3〜4ページくらいを閲覧してくれています。
新規ユーザーが圧倒的に多いですね。Yahooで「便利屋」を検索してきた訪問者が多いことが伺えます。

(2)マーケティングの概要

マーケティングの概要

この概要レポートでは、どのサイトからの訪問者数が多いのか、どのキーワードでの訪問が多いのかを知ることができます。

このホームページでは、Yahooからの訪問が多いことが分かります。検索キーワードは、1位の部分が文字化けしてしまっていますが、「便利屋」というキーワードです。圧倒的に多いですね。

他には、整理整頓や家具の移動といったところでしょうか?このログは、PPC広告をしていない状態のログですので、SEO対策効果が、これらのキーワードで発揮されているということも言えるでしょう。

(3)コンテンツの概要

コンテンツの概要

このレポートでは、ホームページに来てくれた訪問者が、どのページを閲覧し、どこで去ってしまったかを知ることができます。

まずは、閲覧開始ページ。トップページから入ってくる人が多いですね。整理整頓や家具移動、それからプリンタの設定で来てくれた人もいたようです。繰り返しになりますが、PPC広告は出していない時のログなので、SEO対策の効果が検索キーワードと閲覧開始ページに大きく影響を及ぼしています。

次に、上位の退出ページが表示されています。これをみると、はやり閲覧開始ページを見ただけで、すぐに去っていってしまう人が多いようです。特に、整理整頓のページでは、6割以上がその場で立ち去ってしまっています。期待外れなのでしょう。ページのコンテンツを改良する必要がありそうです。

そして、最後の上位5のコンテンツをみると、トップページの次に、サービス案内のページをみんなが見に行くことがわかります。このページでは、価格の案内をしていますので、訪問者はまず値段を気にしていることがわかります。

整理整頓のページも上位に来ていますが、これはSEO対策で上位表示され閲覧開始ページになっていることが原因ですし、前述とおり退出率が高いので、いまはまだ有効に仕事をしてくれていないページでしょう。

つぎに多いのが、問い合わせページです。全訪問者820人中、96人が問い合わせページまで辿り着いています。まずまずといったところでしょうか?

さらに、会社案内のページも見られているようですね。どんな会社がサービスを提供しているのか、信頼できる会社なのかどうか、はやり訪問者は気になるところのようです。

以上のことから、次のようなサイトの流れが、ある程度はできていることが分かります。

トップページ → サービスと価格案内 → 問い合わせページ
↓↑
会社案内

もちろん、まだまだ改良の余地が多々あります。このように、ログ分析のレポート概要を眺めるだけで、いろいろな事が分かってきます。ホームページは、実は作ってから、本当の勝負が始まるのです。

一般に、制作と運用のコスト比は、2:8だと言われています。作れば終わりと思っていると大間違いですので、お気をつけ下さい。

逆に言うと、ちゃんとログ分析をしてホームページの改良に努めていけるようになると、ネットマーケティングはきっと成功すると思います。

ホームページを作成する⇒集客する⇒ログで分析する⇒結果を元に更なる改良を加える

これを繰り返すことができるようになれば、一流のWebプロデューサーです。

なお、Google Analytics には、もっと詳細にログを分析する機能があります。
次のページにその一覧を記載しておきますが、このような分析ツールが無料で利用可能なインターネットビジネスの世界は、まさに宝の山だとおもいます。

(4)Google Analytics 詳細レポート内容の一覧

  • 固有の訪問ユーザーのトラッキング
    • 1日の訪問数
    • 訪問数とページビュー数のトラッキング
    • 目標のコンバージョン トラッキング
    • 固有の訪問ユーザー数
    • リピート訪問数
    • 訪問頻度
  • 訪問ユーザーセグメントのパフォーマンス
    • 新規訪問ユーザーとリピート訪問ユーザー
    • 参照ソース
    • 地域
    • 地図上のデータ表示
    • 利用ネットワーク(会社名)
    • 言語
    • ユーザー定義
    • ドメイン
  • マーケティングキャンペーンの結果
    • キャンペーンのコンバージョン
    • ソースのコンバージョン
    • メディアのコンバージョン
    • 参照元のコンバージョン
    • キャンペーンの投資収益率
    • ソースの投資収益率
    • メディアの投資収益率
  • 検索エンジンマーケティング
    • CPC広告の分析
    • キーワード全体のコンバージョン
    • CPC広告と検索結果のコンバージョン
    • キーワードアドバイス
  • 広告の分析
    • 広告全体のA/Bテスト
    • ソースのテスト
    • キーワードのテスト
  • コンテンツのパフォーマンス
    • 上位のコンテンツ
    • コンテンツの詳細
    • タイトル別のコンテンツ
    • 動的なコンテンツ
    • 訪問中のページビュー数
    • 閲覧時間
  • ナビゲーションの分析
    • 閲覧開始ページの退出率
    • 上位の退出ページ
    • サイト上のデータ表示
    • ナビゲーション開始位置
    • すべてのナビゲーション
  • 目標と到達プロセス
    • 目標のトラッキング
    • 目標のコンバージョン
    • 目標到達プロセスのナビゲーション
    • 目標到達プロセスの放棄率
    • 目標パスの解析
    • 目標の確認
  • ウェブデザインの情報
    • ブラウザのバージョン
    • プラットフォームのバージョン
    • ブラウザとプラットフォーム
    • 画面の解像度
    • 画面の色
    • 言語
    • Java有効率
    • Flashのバージョン
    • 接続速度
    • ホスト名

ABOUT THE AUTHOR

喜泉堂
キッズプログラミングの記事を担当している、当サイトの運営・管理人です。京都の町家に住んでいます。夫婦と息子(3歳)の三人暮らし。個人で3つのサイト運用をするかたわら、Webコンサルティングやコンテンツ作成アドバイスをしています。話を聴くことと、コーチングが得意です。好きなものは、自然、海、温泉、動物、見知らぬ街。世界中を旅したい!
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