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かたすHPサービス

下請けの大工さんが、ネット集客してホームページから受注するには?

職人系の大工さんが、下請けからの脱却のために、ホームページを作成して、ネットから集客して自分で直接仕事を取りたいと考えています。大工さんは、一般住宅の新築・リフォームなどに対応でき、宣伝費等がないぶん、安くサービスを提供できるのを一つのウリにしようと思っています。そしてその大工さんは、相当なイケメンです。

Qこの大工さんがサイトで集客して、仕事を直接受注することはできるでしょうか?

Aこれはたぶん・・・かなり難しいことだと思います。

まず、顧客が一番知りたいことは、新築やリフォームの施工例とか実績だと思います。
例えば、新築やリフォームを考えている人が「どんな家にしようかなぁ?」とネットでちょっと調べてみたとして、どこを見るかというと、「ここに頼めば、こーゆー家をこれくらいの値段で作ってくれるんだー」ってとこでしょう。
施工事例を見て、「あー、こんな家がイメージにピッタリ」とか「こーゆーのに住んでみたいんだよね」みたいになったときに、問い合わせが受けられるとおもいます。

 一番のお役立ち記事 = 顧客の知りたいこと(=このケースでは施工事例)

なのです。
サービス業のホームページでは、「事例やお客様の声」が重要コンテンツになるのと一緒ですね。

下請けしかしたことのない大工さんの場合、施工事例集の部分が作れない(まだ実績がない)というのは、やはり厳しいと思います。
もしこれが、例えば数千円~数万円の商品・サービスだったら、そこまで実績は気にされないかもしれませんが、住宅という一生に一度の高価な買い物だと、失敗は出来ないわけで、相当慎重になるでしょう。
高額品でも製品規格が決まっている(例えばフェラーリとか)ならまた話は別ですが。。。

ちなみに施工事例以外の「お役立ち記事」は、サイトに見込み客を連れてくる部分で力を発揮してくれますが、連れてきた客を口説き落とす部分=「施工事例」が無いと、どれだけ客をサイトに呼び込んでも受注には結びつきません。

 サイト訪問者数 × 受注率 = 受注数

ネットからの受注は、上記の受注計算式で成り立つているわけです。
役に立つ記事や面白い記事を書いて多くの訪問者がホームページにやってきても、サービス内容やサービスの信頼性などが明確でニーズのあるものになっていないと、受注率は0%です。受注計算式は掛け算なので、受注率が0%なら、受注数は0です。どんなに多くのアクセスがあっても、受注数は0です。

更に言うと、新築やリフォームなどの住宅関連サイトの場合、競合がむちゃくちゃ強いと思います。
建築業者、工務店、リフォーム店など、サイト運用にコストを掛けて、既に長年に渡って運営し続けているところもあるでしょう。記事作成は専業ライターに外注し、SEOに詳しいWebプロデューサーがサイト運用をしているかもしれません。
このような大手ホームページに、個人サイトが立ち向かっていく場合、通常の方法では無理で、ニッチな部分を攻めるか、知恵を絞ってアイデアを出し、それを地道に実行していくしかないでしょう。

『まだ実績のない大工はどうすればいいの?』
『実績が無ければ実績が作れないんじゃ無理じゃん!』

と諦めるのは、まだ早いとも思います。地域密着で、大手が真似できないような方法や、個人ならではの方法で、ビジネスアイデアを企画していく余地はあると思います。

例えば、下記は大工仕事をしたこともない、すべて素人の妄想シナリオですが、サンプルとして紹介してみます。

(大工さんの妄想集客シナリオ1)

この地域も高齢化を迎えていて、シニア向けのリフォーム案件が多い。
とはいえ人は急に動けなくなるのではなく、徐々に衰えていく。
そこで、リフォーム案件も段階的に発生する。まず最初に、高い所に手が届かなくなり、大きな段差が辛くなる。次に、トイレを使いやすくリフォームする。その次に多いのは、キッチンを低くして腰が曲がっても使いやすくするようなキッチンリフォーム。
家中に手すりを取り付けるのもこの時期だ。玄関にスロープを取り付けて、段差を無くすという案件も多い。
いよいよ体が動かなくなってくると、車いす生活も見込んで、全て一階で生活できるような大掛かりなシニアリフォームとなる。このリフォーム案件を受注するため、
まずネットで、
(1)大きな段差を無くす工事
(2)高所収納の見直し
(3)手すりの部分取り付け
というサービスを、一箇所8千円という、リーズナブルな明朗会計で提供しよう。
その後は、顧客から小さなリピート依頼を丁寧に引き受けていくことで信頼を勝ち取り、トイレリフォームやキッチンリフォーム、そして最後のリフォーム案件や、あるいは二世帯住宅への新築という案件を受注できるようにしよう。

(大工さんの妄想集客シナリオ2)

イケメンな自分のブランディングに成功すれば、高額案件だって簡単に受注できるようになるだろう。そのためには、コジマジックを超えるのだ!!
住空間収納プランナーの資格をとって、まずはセミナーの講師をやっていこう。
最初は、大手建築会社の展示会や、地元の自治体の無料セミナーの講師を、安い料金でも、とにかく数をたくさん取っていこう。とにかく顔を売るのだ。
セミナーの回数を重ねて、「先生」と呼ばれるようになるまで頑張ろう。
自分で企画する自分の為のセミナーを開催して人が来るようになれば、そもそも住空間収納プランナーは、家を設計する段階から収納アドバイスをするのが本来の仕事なので、その後の施工も受注できるようになる。
将来的に、「あの先生に家作りを頼んでみたい!」というセルフブランディングに成功すれば、もう集客や営業に悩むこともなくなるはずだ。

(大工さんの妄想集客シナリオ3)

まずは自分の家を、最初の施工事例にしよう。
遊び心満載の家造りを自ら実践し、それをネットで配信していく。
動画を使ってその模様を配信し、出来上がりの写真をギャラリーにしていく。
そんな生活に共感してくれるひとが気軽に連絡を取れるようにし、その家作りを手伝っていく。
こうして事例がどんどん増えていけば、同じような家に住みたいという人から受注が得られるかもしれない。

重要なのはビジネスモデル

もちろんこの辺はアイデアも必要ですが、実際の顧客ニーズだとか、地域特性だとか、大工さんの得意分野だとか、いろいろ整合性をあわせて、戦略を練らなきゃいけないでしょう。そしてこれは、長期戦になると思います。

結局重要なのは、ビジネスモデルの確立という話になります。

  • 顧客ターゲットを明確に絞り込むこと
  • 顧客ターゲットのニーズを見極めること
  • それに対して自分が何を提供できるのか決めること

ただし、ホームページはあくまでも、目的(事業の成功)を達成するための手段の一つに過ぎないから、ネットだけで状況を一変させるのは無理だと思います。
いまお客さんが20人なのを30人に増やそうという案件ならまだしも、0から1を作るという案件になると、ホームページだけじゃなくて、ビジネスモデルのところから考えないといけません。

特に地域密着で仕事をする場合は、地域での活動とホームページとを上手に連携させて、口コミなどを増やしていけるような営業を考えるべきだと思います。

ABOUT THE AUTHOR

喜泉堂
キッズプログラミングの記事を担当している、当サイトの運営・管理人です。京都の町家に住んでいます。夫婦と息子(3歳)の三人暮らし。個人で3つのサイト運用をするかたわら、Webコンサルティングやコンテンツ作成アドバイスをしています。話を聴くことと、コーチングが得意です。好きなものは、自然、海、温泉、動物、見知らぬ街。世界中を旅したい!
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