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子供の褒め方・叱り方~たった2つの心構え

子供の褒め方・叱り方について、悩んだことがあるという方は少なくないでしょう。ネットにも、上手な叱り方についての情報は溢れています。ですが、いざ実践となると難しい……、そう感じている方もおられるでしょう。

今回は、子供を褒める時、叱る時に思い出してほしい、2つの心構えについてまとめてみます。

どうして褒める? どうして叱る?

私たちは、何故、子供を褒めたいと思うのでしょう。
子供は、何故、褒められると嬉しいのでしょう。

答えはどちらも同じです。それは、私たちが子供を愛していて、子供は私たちを愛しているからですよね。

優しい子に育ってほしい、礼儀正しい子に育ってほしい、もっと色々なことが出来るようになってほしい――願いは様々に見えますが、その根底には常に、子供への愛情があるはずです。叱るときも、そうですよね。
そして、それは、子供だって同じです。
優しくしてほしい、遊んでほしい、構ってほしい、抱き締めてほしい、愛してほしい――それらは全て、他でもない、私たちが大好き、という心があるからこそです。

私たちは、そういった子供の心を理解することが出来ます。子供が急にわがままを言い出しても、それが私たちの気を引こうとするため、ただ甘えたいがための行為であることを汲み取ることが可能です。
ですが、子供はそうはいきません。自分が何故褒められたのか、怒られたのか、子供が深く理解するのはとても難しいのです。

ですから、私たちが子供を褒める時、叱る時には、いつも以上に子供への愛情を自覚し、それがきちんと子供に伝わるよう注意しなくてはいけません。
子供の褒め方・叱り方のたった2つの心構えとは、実はこの「愛している」「愛してほしい」という気持ちを、今一度思い出して自覚する、ということと、その愛情がきちんと伝わるように注意する、ということなのです。

子供自身を見つめる

子供を褒める時は、結果ではなく過程を褒めることが大切です。
実はこれも、子供への愛情の自覚というお約束に基づいた褒め方なのです。

「できたね! すごいね!!」と、結果のみ、能力のみを褒めると、子供は自分自身ではなく、結果や能力そのもののほうを肯定されたと思い、結果を出せないことを恐れるようになります。より高い結果を出すために冒険するよりも、確実に結果を出し、褒めてもらえるものを選ぶようになるのです。

子供が、それまで出来なかったことが出来るようになった時、私たちが嬉しいと思うのは、何故でしょう?
出来るようになった結果そのものではないですよね。愛している子供が、成長してくれたそのことこそが喜ばしいのです。
ですから、褒める時には、私たちもそのことを思い出しましょう。そして、子供自身の成長を喜んでいるのだということを自覚し、素直に、ストレートに伝えてあげれば良いのです。

「できたね! すごいね!! いっぱい練習したからだよね、一生懸命にやれるのってすごいと思うよ。頑張ってたのずっと見てたから、出来るようになってお母さん(お父さん)もすごく嬉しい!」

時には、何に苦労したか、何が大変だったかを、子供に直接聞いてみても良いでしょう。「こぼさないようにするのが大変だった」「なかなか届かなくて大変だった」など、何か教えてくれるかもしれません。そうしたら、その部分をうんと褒めてあげましょう。「注意できるようになったんだね」「背が伸びてきたんだね」と、恥ずがらずに抱き締めてください。

自分自身を認めてもらえたと理解した子供の心には、自己肯定感が芽生えます。自信が生まれ、それならもっと頑張ってみよう、と、難しいものにも自然と挑戦する気持ちを持つのです。失敗したって、自分自身を愛してもらっているのだから怖くありません。立ち向かえる心は、自己肯定感によって育まれるのです。

子供自身を否定するような叱り方を避ける

私たちが子供を叱る理由は、褒める時と同じですよね。
危険な目に遭ってほしくない、ちゃんとマナーを守れる子になってほしい、色々とありますが、全て子供への愛情が根幹にあると思います。

なのに、子供を叱る時、子供自身を否定する叱り方をしてしまっては、元も子もありません

「だからあなたはだめなんだよ」「いうことを聞けない子なんて嫌い」時には、「そんなことをする子は捨てちゃおうかな」などといった叱り方は、子供を深く傷つけます。
人の目がある場所で頭ごなしに怒鳴りつけるのも同様です。例えばスーパーなどで子供が騒ぎ出した時、確かにその場で怒らなくてはなりませんが、黙らせようということばかりに気を取られて叱りつけると、子供は自分自身を蔑ろにされたと感じてしまいます。

子供を叱るのは、世間の目を気にするためでしょうか。子供を支配したいからでしょうか。決して、そうではありませんよね。

私たちは、そんな時にこそ、子供への愛情を思い出し自覚する必要があります。どうして叱るのか、しっかりと理解してから子供を叱りましょう。
子供の目線にまでしゃがんで、「そんなことをされたら悲しい」という気持ちを素直に根気よく伝えます。何故いけないことなのか、それをするとどうなるのかを、きちんと説明するのです。

叱っているのは「行い」のことであり、決して子供自身の人格や存在を否定しているわけではない、ということを、叱る側の私たちも理解した上で、伝えることが大切なのです。

愛情を自覚し、伝わるように褒めて叱る

  1. 子供への愛情を自覚すること
  2. それが子供に伝わるように、子供の気持ちになって伝えること

 

心構えはこの2つだけでいいのです。

人間と人間同士として子供に向かい合うことは、とても素晴らしいことです。
ですが、瞬間瞬間を生きている子供は、私たち大人とは感覚も大きく異なり、理解のプロセスも違います。私たちはそのことを理解して、しっかり伝わる伝え方で、子供に接していく必要があるのです。

ABOUT THE AUTHOR

土下すわる
フリーライター。1985年生まれ。記事:海外デザインの紹介記事など。 小説:『ぬいぐるみの父』幻創文庫(PN藤村悠生) PBW:『三千界のアバター』(株)フロンティアワークス(GM藤村悠生)
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