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子どもの感性を育み、心を穏やかにする「水遊び」

水遊びは、とても体力を消耗する遊びです。
水の抵抗が、子どもの身体の成長に役立つ、ということは、よく知られていることでしょう。

しかし、水遊びが子どもに及ぼす良い影響は、身体面に限ったものではありません

決まった形を持たない「水」というものは、子どもの感性や心を温かく育んでくれる、とても万能な存在なのです。

水はとても優れたおもちゃ

水は子どもにとって、触れる・見る・聴く・嗅ぐ・味わう、という五感全てを刺激してくれる、とても万能なおもちゃです。
水というものを受け入れて、その水を使い、自由な発想をどんどんと実践していく、ということで、子どもの心は豊かに開かれていきます。

また、水には、心を和ませてくれる、という性質もあります。
心地良さは、感情や精神を安定させ、感情や精神の安定は、自由な発想を促します。

 

何故、水はこんなにも心地良いのでしょうか。
それには、二つの背景が関係しているのです。

可変的な姿と、愛情の感覚化

遊戯療法プレイセラピー)は、遊びを通して、心に傷を負ってしまった子供たちを治療する方法です。
プレイセラピーの中でも、水遊びは、子どもの攻撃衝動を解消したり、不安が強く怯えがちな子どもに自信を与えたりするのに有用である、といわれています。また、逆に落ち着きのない子どもにとっては、一種の鎮痛剤的な効果があるようです。見捨てられた、と感じている子どもが、そんなことはないのだ、と感じることができます。

勿論、プレイセラピーとしての水遊びでは、治療者とクライエントである子どもが、遊びを通した実体験を自覚する必要がありますが、その助けとして、「水」という物質そのものが持つ力はとても大きいものだと言えるでしょう。

水には形がありません。可変的な水は、子どもに自由と安堵を与えます
壊れることのない水は、安全に、そして安心の中で攻撃衝動を表すのに最適です。そして、遊びを通して、子どもはその衝動を解消していくのです。

私たちはお母さんのお腹の中で、常に水と触れていました。その感覚を、子どもは潜在的に、より強く記憶しています。
つまり、水は愛情そのものでもあるのです。水に触れるという体験は、愛情に触れるという体験を感覚化させてくれます。

 

衝動を受け止め、ありのままの自由な姿でそこに存在している水。
そして、その水は私たちにとって、愛情の象徴です。

 

水が私たちを、こんなに心地良くさせてくれるのは、水が私たちにとって、身体的にも精神的にも、生きる実感を与えてくれるものだからなのでしょう。

お風呂遊びで深まる絆

水遊びが、子どもの心身の健やかな成長を促してくれる、ということがわかっても、水で遊べば服が濡れ、泥がつき、事故も心配でハラハラする、準備も大変で、相当の気力がないと、そんなにしょっちゅう水遊びをさせてやれない。……と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、心配ありません。そんなときには、お風呂遊びをすれば良いのです。
夏の外の水遊びは、それだけで、水の心地良さを体験することができるでしょう。
けれども、水の気持ち良さは、なにもその冷たさばかりではないのです。

お父さんやお母さんと、同じ空間に入るということは、それだけでも子どもにとって、とても心地が良いことです。お風呂遊びは、子どものお風呂嫌いの対策にもなるでしょう。

ぬるめのお湯を少し浅めに張り、少し長めにお風呂に入る。大人にとっては、半身浴も兼ねていると考えると良いのではないでしょうか。
お湯そのものの温度や浮力は、子どもにとって特別なおもちゃです。浴槽の中で、親子でボートを漕ぐ真似をして遊ぶこともできますし、紙コップやペットボトルで、自然と科学に親しんでいくこともできます。
水の持つ特別な力は、子どもだけに作用するものではありません。水は、大人の心身にもとても良い働きをしてくれます。

大人と子ども、双方が心も身体も裸になるお風呂遊びをすることで、親子の絆はより強く深くなるのではないでしょうか

 

ABOUT THE AUTHOR

土下すわる
フリーライター。1985年生まれ。記事:海外デザインの紹介記事など。 小説:『ぬいぐるみの父』幻創文庫(PN藤村悠生) PBW:『三千界のアバター』(株)フロンティアワークス(GM藤村悠生)
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