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便利屋を開業してネット集客するなら 〜 地域密着サービス業のコンテンツマーケティング

はじめに

この記事では便利業がホームページを使ってネット集客するケースを例にしていますが、地域密着型のサービス業であれば、コンテンツマーケティングの基本的な考え方が応用できると思います。

スキル・経験・資金無しで便利屋を開業

私は昔、東京で便利屋を営業していました。
IT系の仕事をしていた私は、パソコンの画面にばかり向かう日々に疲れて、「もっと人と接し、直接感謝される仕事がしたい!」と、急に思い立って便利屋の開業したのです。

お客様と接するサービス業は初めてでした。バイトもしたことがありません。便利屋としてのスキルも持っていませんでした。資金もなかったので、店舗もスタッフも広告費も無しで開業しました。忙しい人のための家事代行なので、作業自体は難しくないかなと軽い気持ちでの開業でした。

ライブドアブログで便利屋日誌というブログ記事を書いて投稿し、ホームページビルダーで簡単なホームページを作成しました。

当時はまだ、ネットで集客できる便利屋が少なかったので、すぐに問い合わせがきました。
このころはアフィリエイトだとか情報商材の全盛期で、今でいう「怪しいSEO対策」(サイトの量産や自作自演の被リンク作成)の研究もずいぶんしたものです。

「便利屋」というビッグキーワードの検索で1ページ目に出るようになると、更にたくさんの依頼が来るようになりました。
ちょうどその頃、便利屋を開業したいので見習いをしたいという二十歳の若者が部屋に転がり込んできたので、労災のことを考慮して正社員として迎え入れました。
次に、30代のイカニモ便利屋らしい体格のスタッフが同じように見習い希望でやってきたので、三人体制で便利屋業を営みました。(↓彼)

便利屋の営業車

この便利号とともに、みんな大活躍してくれました。

当時二十歳だった若者が一年かけて世界一周の旅に出掛け、30代の頼もしい便利屋スタッフは独立し、私は結婚を期に京都へ引っ越したので、この便利屋チームは解散となりました。

いまでも、この頃が懐かしく感じます。

便利業の特殊性

便利屋というのは、暮らしの中で「困った!」が発生した時に、依頼が来るサービスです。

  • 来客までに部屋を片付けなくちゃ!でも間に合わない!!
  • 明日、引っ越さなきゃ!でも全然準備できてないよー!!
  • こんな大きな粗大ゴミ、自分だけじゃ運べない。どうしよう?
  • 深夜にゴキブリが出た!怖くて眠れない、誰か助けて!!
  • 組み立て家具を買ったはいいけど、ちょっと自分で組立は無理…

このような時に、便利屋が呼ばれるのです。
便利屋というのは、必要な時には「今すぐ来て欲しい」となるのですが、不要なときには「全く要らない」という存在です。

また、どんな依頼が来るかは、依頼者によって様々です。だから、固定のサービスメニューに当てはまらない問い合わせも多いです。なので、『お困り事、なんでもご相談下さい』という、非常に分かりにくいサービス体系になってしまいます。さらに、料金も見積もりをするまで分かりません。基本は1時間いくらの時間給ですが、依頼者の希望がどこまでなのかで、作業量(料金)が変わるからです。

このようなことから、便利屋に売り込み営業は非効率です。
必要なときだけ呼ばれる存在だからです。そもそも、悩みが依頼内容になるので、便利屋に依頼していることを知られたくない依頼者も多いです。

なので、チラシを撒いて必要な時に呼んでもらうか、インターネットで待ち構える集客が、効率的です。つまり、インターネットからの集客と、とても相性が良い業種と言えます。

もちろん、地方で高齢者向けの不要品回収がメイン業務の便利屋は、今はまだチラシの方が効果が高いでしょう。しかし将来は、たぶんきっと・・・。

便利屋の華形業務

一昔前は、便利屋といえば「ゴミ屋敷の片付け」や「汚部屋の清掃」といった仕事を思い浮かべる人もいると思います。テレビでも、便利屋がゴミ屋敷を片付けるという内容で、放映されることがあったように思います。

最近では超高齢化社会の影響を受けてか、「遺品整理」が便利屋のサービス例で大きく目立つように紹介されているようですね。

  • 汚れ仕事
  • 力仕事
  • 人が嫌がる仕事

これらは、便利屋に依頼されることが多い内容です。

これらの辛い仕事をキレイスッキリ片付けると、とても感謝されます。
真面目な便利屋の多くは、この「感謝される」がモチベーションになっているので、願ったり叶ったりでしょう。報酬も、他の便利屋業務に比べたら、高めになります。

便利屋の探し方

便利屋に依頼する時に、インターネットが使える人ならば、ほとんどがネットから探すと思います。都心で50代以下ならなおさらでしょう。

ネットの利用に慣れていない高齢者や地方の人は、チラシで選ぶかもしれませんが。。。(地方の便利屋がホームページを持っていないので今はまだネットで探せないという理由もあるかもしれません。)しかしそれも、インターネットが使える世代が高齢者になったら、ネットからの集客が主流になるでしょう。

理由は簡単というか当たり前で、ネットで探すほうが「便利」だからです。

ネットで便利屋を探したほうが、思い立った時にすぐ探せるし、複数の便利屋を比較検討できるし、チラシよりもホームページのほうが情報量が多いので良い便利屋を判断しやすくなります。

そこで便利屋としては、「ネットで検索された時に、自分のホームページを観てもらうには、どうしたらいいのか?」というのが、集客の大きな課題になります。

便利業はキーワードの宝庫

便利屋への依頼内容は、様々です。人の悩みは十人十色で、便利屋でさえ想像できなかった依頼が舞い込んできたりします。急な依頼も多いので、インターネットとは相性が抜群。検索キーワードも、まさに宝庫です。

「便利屋」「片付け」「掃除」「ゴミ処分」「不用品回収」「修理」「修繕」「エアコンクリーニング」「庭掃除」「草刈」「草むしり」「家具の移動」「組み立て」「代行」「チケット並び」「録画代行」「害虫駆除」「蜂の巣撤去」「単身引越し」「墓掃除」「墓参り代行」「ペンキ塗り」「障子の張替え」「窓ふき」などなど。。。

どれも検索数の多いキーワードではありませんが、いままさに依頼先を探している「いますぐ客」が多いので、もしこれらキーワードの検索で上位表示できれば、問い合わせを受けられる可能性は高くなります。

とはいえ、これらキーワードで上位表示するのは簡単ではありません。いまや便利屋ホームページは、何百サイトもあるからです。

ただし結論から言うと、上記の単体キーワードで上位表示する必要はありません。地域密着のサービスだからです。北海道の依頼者が、東京の便利屋に依頼することはありません。

なので、「地域名 サービス名」で上位表示できれば良いということになります。

役に立つ情報でキーワード攻略

便利屋のサービス名に、たくさんのキーワードがあることが分かりました。
そこで、これらのキーワードを踏まえて、記事を書くことになります。しかし、例えば「京都 草むしり」というキーワードでタイトルを作って、役立つ記事が書けるでしょうか?

難しいですよね?

ここは単純に、「草むしりの方法」で記事を書けば良いと思います。
タイトルは例えば、「草むしりで根っこから除草する3つのポイント」といった感じの記事です。

  • 組み立て家具の組立に失敗しない電動ドライバーはこれ!
  • 気をつけて!蜂の巣駆除でスズメバチに刺される事故が多発。正しい対処法は?
  • ゴミ処分を楽にするゴミ箱の使い方と分別ノウハウ

という風にお役立ち記事を書いていけば、サービス名のキーワードをどんどん攻略できていきます
そして、これらの記事は、実際に役に立つので、サイト訪問者にも喜ばれます。

役に立つ記事を書いて、役に立つサイトにならなければ、訪問者はやってきません。
検索エンジンは、役に立つサイトを上位表示するからです。

つまり、役に立つ内容を書かなければいけないということです。

サイト名には、地域名(営業エリア)を!

サイト名は、営業エリア+便利屋名が良いでしょう。例えば「京都の便利屋●●●」です。
そうすると、前の記事のページタイトルは『草むしりで根っこから除草する3つのポイント | 京都の便利屋●●●』といった感じになります。

「草むしり 京都」というキーワードが現れているでしょう?

タイトルのキーワード的に考えるのではなく、Google検索エンジン的に、別の考え方をすることもできます。
Google検索エンジンはとても賢いので、●●●が京都の便利屋なのは把握すると思います。そして、その便利屋の記事に「草むしり」の記事があります。

ここで、京都で草むしりの情報を探している人が「草むしり 京都」で検索すると、Googleは役立つ情報を提示しようとして、京都の便利屋が説明する草むしりのやり方の記事を上位表示しようとしてくれるでしょう。
京都で草むしりの情報を探している人と、草むしりの役立つ記事を投稿している京都の便利屋が、検索エンジンによってマッチングされるのです。

このように考えれば、

  • サイト名に営業エリアを明記して、どの地域の便利屋なのか検索エンジンに分かりやすく伝える
  • サービス名に関するお役立ち情報の記事を書く

ということが、とても大切なことがお分かりいただけると思います。

なお、草むしりのノウハウを公開してしまったら、自分で草むしりをしてしまうので、依頼が来ないじゃないかと思う人は、たぶんネットでの集客には向いていません。

草むしりを自分でやろうと思っている人は、そもそも最初から便利屋に依頼しません。自分でやりたくないから便利屋に依頼するんです。その便利屋のサイトに、根っこから除草するやり方が書いてあったら、「ここに頼もう!」となるのです。

便利屋の事例紹介で、「ロングテール」と「安心感」

便利屋のブログ記事で誰もが思いつくのは、事例紹介の記事でしょう。
この事例紹介の記事はとても大切なのですが、その役割が2つあります。

  1. 依頼者に信頼と安心感を与える
  2. キーワードのロングテールを拾う

信頼と安心感を与える記事は、2〜3記事で勝負!

一つ目の、信頼と安心感は、理解しやすいと思います。事例紹介の記事を読んで、「真面目に営業している便利屋だな」「信頼できる仕事をしているな」「この便利屋なら安心な気がする」という風に思ってもらえるからです。文章には人柄が現れるからです。

ただし、事例紹介では、依頼者の個人情報に気をつけることと、しっかりした記事を書かないと逆効果(信頼を失う)ので注意が必要です。

「今日は草むしりの仕事をしてきました。すごく疲れましたが、楽しかったです。」というたった一文だけの記事ならば、何も得るものがなく読んでがっかりしますし、投稿しないほうが良いです。

信頼と安心感を伝える記事は、しっかりした濃い内容で、記事を書きましょう。そもそも、事例紹介の記事が例えば100記事あったとして、すべてを読んでくれるわけではありません。せいぜい、2〜3記事でしょう。ということは、読んでもらえる2〜3記事をしっかりと書いて、それを事例紹介の目立つ位置に掲載しておくのが一番です。

ロングテールを拾う記事は、とにかくたくさん!

事例紹介の記事の良い所は、キーワード攻略にも使えることです。二つ目の、キーワードのロングテールを拾う部分です。
例えば、京都市には山科区があります。京都市の近隣には、宇治市や亀岡市があります。

山科区や宇治市、亀岡市で草むしりの依頼を受けると、例えば下記のような記事が書けるようになるでしょう。

  • 山科区で草むしり 〜 充電式草刈機が大活躍でした
  • 背の高さまで草がイッパイだった宇治市での草刈り
  • 亀岡市に草むしりにいたら雨で大変なことに…

これで、「山科区 草むしり」「宇治市 草刈」「亀岡市 草むしり」というキーワードが攻略できるようになります。
「京都 草むしり」はサイト名とお役立ち記事でカバーできても、その他の小さな地域や、バリエーションのちょっと違うキーワード(例えば、草むしりと草刈)までなかなかカバーしきれません。

そのような小さなキーワード、つまりロングテールも拾えるようにするために、事例紹介記事を活用できるのです。

とはいえ、やみくもに記事を書いては駄目です。たとえば、「亀岡市 草むしり」の依頼を二回受けたとき、同じようなタイトルで同じような記事を書くのは、無意味です。別の切り口で記事を書いたり、それができない場合は、無理に二回目の事例紹介は書こうとせず、他のお役立ち記事を書いたほうが良いでしょう。
このあたりを厳密にやろうとすると『コンテンツ計画』の話になりますが、まずは「同じような記事をいくつ書いても役に立たない」と思っておいて下さい。

記事を書くときには、地域名やサービス名を省略しない

これは、どの記事を書くときにも言えることですが、キーワードになるような単語は、省略しないようにしましょう。例えば、草むしりの記事を書いている中で、

『途中、ホームセンターで買い物をして、』という文章を書いたとします。これを、
『途中、伏見のコーナンで除草剤を購入して、』という文章に変えましょう。

そうすることで、「伏見」と「除草剤」というキーワードが新たに加わるからです。もしかしたらこの記事が、『伏見 草むしり』や『伏見 除草』でも表示されるようになるかもしれません。
このように記事を書くときには、丁寧に地域名とサービス名を書いていくようにしましょう。

ただし、無理やりキーワードを詰め込んだり押し込んだりするのは、スパムになりますので、絶対にやめましょう
例えば、『途中、宝ヶ池のコーナンに行こうと思ったけど遠回りになりそうなので伏見のコーナンにいき』という風に、無理に宝ヶ池というキーワードを押し込もうとして、不自然で読みづらい文章になったら、逆効果です。そもそもウソはいけません。読者もgoogle検索エンジンも、このような無理矢理な文章が多いサイトの記事は、きっと見抜くでしょう。

あくまでも、大切なキーワードを「省略しない」という程度に留めて、地域名やサービス名を記事の中でしっかりと書くようにしましょう。

便利屋の集客はソーシャルにはあまり向かない。検索で勝負!

これは、便利屋や探偵など、自分がその顧客だということをあまり知られたくないケースの話ですが、フェイスブックやツイッターなどのSNS、いわゆるソーシャルの活用は、不向きと言えます。中には気にしない人もいるかもしれませんが、大抵の人は知られたくないので、ソーシャルでやり取りをしてくれることは少ないでしょう。

相手がいないと、ソーシャルは盛り上がりません。また、ソーシャルの攻略にも、当然ですが手間隙がかかります。それよりも、お役立ち記事の作成に労力を払ったほうが、費用対効果も高いでしょう。

もちろんこれが、例えば「犬のしつけ教室」といった地域密着サービス業ならば、ソーシャルの効果は絶大です。カフェや料理店、宿泊施設などでも、ソーシャル中心のほうが良い場合が多いでしょう。

あくまでも便利屋のケースでは・・・・ということです。

チラシは使い捨て、ホームページの記事は資産になる!

チラシは、即効性があります。撒けば必ずその人のポストに届き、それを必要としている人だったら、すぐに依頼が来ます。

一方で、ネット集客のためにお役立ち記事を書いても、すぐには来てくれません。10記事や20記事そこらでは、役に立つサイトになれないからです。
ホームページがGoogle検索エンジンに評価されて、記事が上位表示されるようになるには、とても時間がかかります。ソーシャルでシェアされない便利屋の記事はなおさら、時間がかかります。半年間は音沙汰無し、ということも考えられます。

しかし、根気よく記事を書いていくと、それが本当に役に立つ記事ならば、必ず訪問者が来るようになります。
検索エンジンは、その情報を探している人に、役立つ記事を提示するのが、その役目だからです。いつか、検索エンジンに正しく評価される日が来ることを信じて、書き続けなければなりません。

下記に、どれくらいの期間でホームページのアクセス数がボカンとアップしたかの事例が幾つか紹介されていますので、参考にしてみてください。
新規サイトを公開してアクセス数がボカン!するまでの期間 | WP SEOブログ

投稿数が100記事、200記事、300記事、500記事、1000記事となってくると、月間何万PVというサイトに成長してきます。役に立つ記事を、正しく書いて、正しく投稿していれば、、、ですが。

1日1記事書くとすると、1,000記事なら3年位かかることになりますが、時間を掛けて書き続けたお役立ち記事は、あなたを圧倒的に有利な立場にしてくれます。一夜にして真似できないことだからです。

ホームページの記事は、一度書いて投稿すると、それはずっと消えません。(自分で消さない限り)
つまり、記事はどんどんどんどん蓄積されていくことになります。比例して、集客力もどんどんどんどん高まっていきます。そしてホームページの集客効果は、持続性があります。撒いたチラシの効果が一週間で消えてしまうのとは、ここが大きく違います

ホームページに書いた1記事は、そのサイトがメンテナンスされている限り、ずっと効果を発揮し続けます。そのような意味で、書いた記事は無駄になりません。チラシのように捨てられること無く、ホームページ上に存在し続けるからです。

ホームページに多くの訪問者が来てくれるようになるまでには、とても時間がかかります。ですが、サイトが成長して来てくれるようになると、その効果は末永いものになります。

ブームは一瞬で過ぎ去るけれど、時間をかけて作られた本物はずっと存在し続けるように。

大抵の人は、途中で挫折します。ということは、書き続ければ、勝者になれるということです。
そして最終的に、「地域名 便利屋」で上位表示されるホームページにすることが、ひとつのゴールでしょう。

便利屋以外の地域密着型サービス業のSEOも、大体こんな感じで

地域とサービスのキーワードを考慮しながらサイト訪問者の役に立つ記事を書くことで、見込み客にホームページに来てもらい集客に結びつけるという考え方は、地域密着型サービス業の多くに当てはまると思います。

例えば、整体師なら、体が傷む原因や病気、健康法などにテーマを広げて、たくさんのお役立ち記事が書けます。ピザ屋なら、美味しチーズの種類、食べ方、おすすめレシピ、ピザ生地の種類、焼き方、世界のビザ豆知識、ピザに合う飲み物、ビザに合うちょっと変わったトッピング、などなど、たくさんのお役立ち記事が書けるでしょう。

役に立つサイトに、訪問者はやってきます。集客は、そこからです。

【注意・免責事項】
この記事は、もし自分がいま便利屋を経営してネット集客をするのなら、こうするだろうなという妄想アイデアの記事です。ご利用は自己責任でお願い致しますm(_ _)m

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喜泉堂
キッズプログラミングの記事を担当している、当サイトの運営・管理人です。京都の町家に住んでいます。夫婦と息子(3歳)の三人暮らし。個人で3つのサイト運用をするかたわら、Webコンサルティングやコンテンツ作成アドバイスをしています。話を聴くことと、コーチングが得意です。好きなものは、自然、海、温泉、動物、見知らぬ街。世界中を旅したい!
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